Communication Design of DNA since 1991

1990年代前半は、いわゆるバブル期の後期にあたり、
肥大しすぎた消費活動とマス・コミュニケーションへの逆説的な閉塞感が
人々の意識下を漂い始めた時代でした。

そのなかで私たちは「情報の受け手」を起点とした
コミュニケーションのありかたを具現化しようと、
91年に株式会社ディエヌエイを設立しました。

設立当初は、230名からなる生活者のネットワークを組織し、
受け手の意識に根付いた地域情報の重層的活用の実験を始め、
その発展と安全な展開方式が確立した94年に運営組織を地域へ譲渡。
さらなる展開としてコミュニケーションのためのオリジナルな表現を模索し、
横浜においてデザイン制作を開始しました。

わたしたちの考えるデザインとは、モノローグ的な表現姿勢を否定することから始まり、
コミュニケーション本来のダイアログの中で
情報や意識を発展的に展開・膨張させていく行為です。
結果的に、私たちの活動領域はグラフィックに限定されず
あらゆる表現形態のすべてを横断し、
直面するデザインの意義・目的とディテールに徹底的にこだわるという、
非効率的な側面を余儀なくされます。

しかしその葛藤の中でこそ、送り手が本来渇望するコミュニケーションが生まれ、
ひいてはスーパー・オリジナルななにかが育まれるものと信じています。

コミュニケーションを業務として15年を経、業務内容もいわゆる
広告企画制作 販促企画制作 編集企画制作 WEB企画制作 
等、急速に拡大してまいりましたが
デザインを起点としながらも、本来、広告・販促・広報の枠組みにとらわれない
発想と機動力を信条に活動を展開する中で、
真のコミュニケーションをクライアントと共に
模索し醸成することができ得る時代になりました。

私たちの制作意識と独自の(あるいは特異な)スキルをもって
いくばくかでも、御社様の、そして人様のお役に立てれば幸いです。